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【最新】不動産売却の際に必要な費用を知りたい方へ!内訳や注意点を簡単にまとめて解説

お部屋探しのノウハウ

矢野 博紀

筆者 矢野 博紀

不動産キャリア10年

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不動産の売却では、思いがけない費用が発生し、「どれくらいの金額が必要なのか」と不安に感じていませんか。不動産売却時には仲介手数料や税金、登記関連費用などさまざまな諸費用がかかり、事前に確認しておくことが大切です。この記事では、売却時に発生する主な費用の内訳や、注意したいポイントを分かりやすく解説いたします。しっかりと費用を把握し、安心して不動産売却を進めましょう。


主な売却にかかる費用の種類と概要

不動産を売却する際にかかる費用には、主に以下の三つがあります。

費用の種類概要目安額・計算方法
仲介手数料 不動産会社に売却を依頼した際に発生する報酬です。法律で上限が決められており、公正な取引を支える役割があります。 売買価格が200万円以下:5%(+消費税)
200万円超~400万円以下:4%+2万円(+消費税)
400万円超:3%+6万円(+消費税)
簡易式:売買価格×3%+6万円(+消費税)
印紙税 売買契約書に貼付する収入印紙にかかる税金です。軽減措置があり、契約金額に応じた税額になります。 契約金額により段階的に設定(例:1,000万円超~5,000万円以下:10,000円/軽減後)等。令和9年3月31日まで軽減措置あり。
抵当権抹消登記費用 住宅ローンを完済した後に残る抵当権を登記上から抹消するための手続きとその費用です。 登録免許税:不動産1件につき1,000円。
司法書士報酬:1~2万円程度(地域により差あり)

いずれも売主が負担すべき費用であり、正確に把握しておくことが安心な売却準備につながります。


税金・譲渡所得税の仕組みと税率の違い

不動産を売却して得た利益、つまり「譲渡所得」は、売却代金から取得費や譲渡費用、さらに特別控除を差し引いて算出されます。
譲渡所得 = 売却価格 −(取得費 + 譲渡費用)− 特別控除 という計算式になります。取得費には購入代金や仲介手数料、減価償却費を考慮した建物の価値などが含まれ、譲渡費用には仲介手数料や印紙税、解体費などが含まれます。 国税庁による長期譲渡所得の計算方式に基づいています。 

譲渡所得に課される税率は、不動産の所有期間により短期譲渡所得(5年以下)と長期譲渡所得(5年超)に区分されます。
短期譲渡所得の場合、所得税30.63%と住民税9%の合計39.63%の税率が適用されます。一方、長期譲渡所得の場合は、所得税15.315%と住民税5%の合計20.315%となり、税負担が大幅に軽減されます。これらにはいずれも復興特別所得税(所得税の2.1%)が含まれています。 

所有期間の判定は、売却した年の1月1日現在の所有期間に基づきます。たとえば、2019年6月に不動産を取得し、2024年9月に売却した場合、2024年1月1日時点では5年未満とみなされ、短期譲渡所得の税率が適用されます。このように年の初めの時点で判断されるため、売却のタイミングには注意が必要です。 

区分所有期間税率
長期譲渡所得5年超約20.315%(所得税15.315%+住民税5%)
短期譲渡所得5年以下約39.63%(所得税30.63%+住民税9%)

このように、所有期間により税率が大きく変わるため、売却のタイミングを慎重に検討することが大切です。誰もがわかりやすい形でご説明しましたので、売却をお考えの方はご参考になさってください。


その他に発生する可能性のある付随費用

不動産売却に際して、売却費用以外にもさまざまな付随費用が発生する可能性があります。ここでは、測量費用、ハウスクリーニング、引っ越し費用、必要書類取得など、代表的な項目についてわかりやすく整理してご紹介します。

項目 費用の目安 ポイント
測量費用 30万円~100万円 土地の形状や境界確定の有無により変動します。
ハウスクリーニング 3万円~15万円程度 広さ・間取りや空室・在宅の状況、依頼範囲で差が出ます。
引っ越し費用・書類取得費用 引っ越し約15万~20万円 書類数千円~万円程度 引っ越し距離や人数、繁忙期かどうかで変動します。

まず、測量費用についてです。土地の境界が明確でない場合、境界確定のために測量が必要となることが多く、その相場は約30万円から100万円ほどです。敷地の面積や地形、必要な調査の内容によって幅があります 。

次に、ハウスクリーニングにかかる費用です。専門業者に依頼した場合の相場は、広さや間取り、在宅か空室かによって異なり、一般的には3万円から10万円程度ですが、広い一戸建てでは15万円程度かかることもあります 。実際、東京都内のマンションでは3万円~10万円の投資に対し、成約価格が数十万円上がった事例も報告されています 。

また、引っ越し費用として、家族構成や移動距離、繁忙期かどうかにより異なりますが、おおむね15万円程度が相場です 。加えて、必要書類取得費用として、印鑑証明書や登記事項証明書などの公的書類を取得する際にも数千円から数万円の費用がかかることがあります 。

これらの費用は、場合によっては売却時の諸費用に含まれるため、あらかじめチェックしておくことが大切です。特に複数の業者を比較したり、時期や範囲を工夫することで、費用負担を抑えることも可能です。


諸費用を抑えるポイントとチェックすべき注意点

不動産売却にかかる税金を賢く節約するために、まずは「居住用財産を譲渡した場合の3000万円の特別控除」を活用することが非常に効果的です。この制度を使えば、譲渡所得から最大3000万円を差し引くことができ、実際に税負担を大きく軽減できます。ただし、適用には以下のような具体的かつ厳格な要件があるため、該当するかどうかをひとつずつ確認することが大切です。

項目ポイント
居住用物件であること自分が住んでいた住宅やその敷地に限られます
売却のタイミング住まなくなった年の翌々年末(3年以内)までに売却する必要があります
売却相手の関係親子・夫婦などの特別な関係でない第三者への売却が条件です

さらに、特別控除は他の特例制度と組み合わせることで、さらなる節税効果を得られる場合があります。たとえば、所有期間が10年を超える長期譲渡に対して適用される軽減税率と併用できれば、控除後の所得に対する税率を大幅に下げることが可能です。

ただし、併用ができない制度もあるため注意が必要です。たとえば、住宅ローン控除との併用はできないことがあり、自分の状況に応じてどちらが有利かを慎重に見極める必要があります。

最後に、これらの制度を活用するには、確定申告が必須です。必要書類としては、譲渡所得の内訳書や売買契約書、戸籍の附票などが挙げられます。控除適用に漏れがないよう、事前に書類を整理し、申告漏れがないように準備しましょう。


まとめ

不動産を売却する際には、仲介手数料や印紙税、登記に関わる費用だけでなく、税金や付随するさまざまな出費が生じます。また、譲渡所得税は売却益や所有期間によって異なり、場合によっては特例や控除を活用することで負担を軽減できます。さらに、測量やクリーニング、解体などの費用も、状況に応じて発生することがあります。事前に正しい情報を把握し、資金計画を立てることで、不安を減らして安心して売却活動を進めていただけます。複雑に感じる費用の内訳も、丁寧に整理することで納得してご準備できるでしょう。




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